SONY ソニー 東通工 1946 創設 そしてM-830



・CLEAR VOICE・AUTO REVERSE
・V-O-R システム
・モノーラル2トラック
・テープスピード 2.4cm/1.2cm
・早送り/キュー・巻戻し/レビュー
・キューマーカー
・テープカウンター
・VOR 切り換えスイッチ(高/低/切)
・ファーストプレイバック
・電源 単3乾電池×2 またはDC IN 3V
・マイク(プラグインパワー)ジャック
・イヤホンジャック
・使用テープ マイクロカセットテープ MC-**

オープンテープデッキやカセットデッキのデータと勘違いしてしまいそうな これでもかの凄いデータ。ですが、
SONY MICROCASSETTE-CORDER M-830のデータです。カセットデッキやオープンテレコ(テープレコーダー)と思えるほどの機能をガラ携(帯)の大きさに収めています。いや、時系列ではM-830のサイズに携帯も揃えた。が素直な解釈ですね。

私の記憶では、M-830の前にブラックでボクシーなM-10が登場していますが、時を経て丸みを施したM-830は見事な色・形を表現していると思います。


SONY ソニー 東通工 創設 1946

5月7日はSONY ソニーが創設した日。
76年前の1946年の5月7日に東京通信工業(現:ソニー)が創設されました。創業者は井深大と盛田昭夫の二人。当初は真空電圧計などを製作していましたが4年後には日本初のテープレコーダーを開発しました。

SONY ソニーの素晴らしいところは発表したハードウェア機器もさることながらマニュアルの理解しやすいことに注目しています。イラストを多用したり、分かりやすい言葉で内容を伝えるのもモノ創りだと私は思っているので。

これからも みんなをハッピーにしてくれる製品造りで驚かしてください。
「♪エス・オー・エヌ・ワイ・ソニー
Happy Birthday SONY.

SONY ソニー創設
1946年5月7日
東京通信工業(東通工)
Happy Birthday SONY


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WALKMAN BOOK SONY 9人のウォークマンは"誇り高き"クラスメート



ウォークマン実物大カタログ
WALKMAN BOOK SONY


WE ARE "A" CRASS.
9人のウォークマンは"誇り高き"クラスメート。
5つの基本条件を見事にパスしているが特長は さまざま。
①からだが小さいこと。②体重が軽いこと。③高性能であること。④ファッショナブルであること。⑤操作性がいいこと。

マドンナ役の聖子ちゃんも登場します。
ウォークマンは、あまりにも軽いので持っているのに持っていないような気がすることがあります。ご注意ください。聖子。─

1人ずつ紹介します。

●上から見ても、前から見ても、カセットケースと同じ体型。

●FM電波にも強い、もう1人のカセットケース・サイズ君。

●多芸・多才のオールラウンドプレーヤー。

●明るく、ウラオ・モテのない性格。

●つき合いのいいエンターティナー。

●「プロフェッショナルと呼ばれる秀才」

●ひとつの道を徹底的に追求する完全主義者。

●水に強いアクション派。

●FM電波の名キャッチャー。

それぞれ個性のあるクラスメート。

─本文を転載してアレンジ─
【Time Shifter 1984】カタログ

WALKMAN BOOK
ウォークマン実物大カタログ
■サイズ A5
■製作 SONY ソニー株式会社
■発表 1984 6月


勢揃いした9種類のウォークマンを実物サイズで表現して それぞれを個性のあるクラスメートに例えて紹介しています。カセットケースの大きさまで小さくしてしまった技術には驚きしか ありません。サイズだけではなくFMやAMのラジオが聞くことが出来たり オートリバースで表も裏も自由自在にプレイしたりの多芸多才。 テープの再生のみに徹しプレーヤーとしての道を極めた秀才やアウトドアの生録を得意とするプロフェッショナル。それぞれ たくさんの才能を持った誇らしきクラスメートたち。

スペックの一覧表題目が「身上書」だったり遊びの部分があり楽しいカタログです。

カセットテープとは
一世を風靡したカセットテープが復活の兆しを見せています。カセットテープは1962年にオランダのPHILIPS (フィリップス社) がフェライトを素に開発したオーディオ用磁気テープ媒体の規格です。発表当時は「音の宝石箱」と呼ばれていた記憶があります。そのコンパクトカセットテープの製法に関してフィリップスは「標準化」を進めるべく戦略で特許を無償公開にしました。当然 見返りも ありますが、お陰で短期間に世界で製造販売された音楽記録媒体。世界での販売累計は1000億本と いわれています。

カセットテープテープの考案者
PHILIPS フィリップスの製品技術開発者の ルー・オッテンスさんが2021年の3月6日に逝去されました。
心からご冥福をお祈りします。

宝石箱から たくさんの音楽が



宝石箱から たくさんの音楽が
世界に拡がった。


カセットテープを考案したと されるルー・オッテンスさんが3月6日に逝去されました。

ルー・オッテンスさんはオランダに本社を構えている総合電機メーカーPHILIPSフィリップスの製品技術者としてコンパクトカセットテープ(以降はカセットテープ)の開発に携わっていました。

1963年。小さくて軽く、持ち運びが容易な「音の宝石箱カセットテープの発表以後 新しい音楽媒体の登場で鑑賞形態が大きく変化していくことになります。時代の変化に伴いカセットテープもプレーヤーも携わった世界中の音響開発メーカーは さまざまな難問を克服して「テープの幅が狭くて低速で音がいまいち」が泣き所だったカセットテープを進化させていきました。1979年になるとオッテンスさんが望んでいた持ち運びが可能な携帯型ヘッドフォン・プレーヤーが登場します。しかし、それは日本のSONYソニー製でした。でも携帯型のウォークマンの登場によりカセットテープは音楽鑑賞の一般的なフォーマットとなり安価で音楽製作にも使用されて「黄金のカセットテープ時代」を迎えることになりました。


CDとの音の良さの違いが時々、音楽・音響雑誌などで特集が組まれますがカセットテープを使って音楽を楽しんでいるので良いポイントなどを少々記します。
①CDではカットされてしまう音域がカセットテープには存在している。料理で例えるならば旨みです。深い旨み部分を再現して ふくよかで暖かい雰囲気が表現できる。
②究極ですがCDのノイズは ほぼ「0」です。カセットテープではノイズリダクションを使わなければヒスノイズがあります。しかし、素晴らしい旨みのあるポップス系の楽曲はノイズを意識することなく聴きこんでいる時はありませんか。
話が少し逸れますが
③録音においては少しの入力オーバーならテープならではのナチュラル・コンプレッサーのような働きがあり別の意味でのダイナミクスを記録する事が可能です。(dbx使用時は音量要注意です)
されど①や③の音源を一般的なCD化をすれば旨み成分は無くなります。ハイレゾや非圧縮で挑戦して鑑賞しましょう。─少し道それ。

私は高校生の時に出会ってからカセットテープを今でも愛用して音楽を楽しんでいます。音の好みや選択は個人の自由ですので使い安さや 接触、非接触など こだわりの好みで媒体をご賞味ください。主食がご飯(米)かパン(麦)の違いだと思っている今日この頃です。

近年、コンパクトカセットのブームが再来して世界での販売累計は1000億本以上が売れたとされています。録音・再生するハードもUSB対応のプレーヤーの発売もあり、さらにファンも増えていくと思います。
(*画像はフィリップス カセット・マスター・シリーズ 見本品 発売元 日本フォノグラム1980)


世界中の技術者を熱中させ現在も興奮させているカセットテープ。生産に関しては規格だけを守ってくれれば無償です。に こだわったフィリップスルー・オッテンスさんは94歳で逝去されました。世界で1000億本以上売れたカセットテープの後はCDの開発にも携わったそうです。

哀悼の意を込めてストックしてあるカセットテープからFOCUSとSHOCKING BLUEに耳を傾けます。
ルー・オッテンスさん。音の宝石箱をありがとうございます。
心より ご冥福をお祈りします。


ルー・オッテンスさん 逝去
■2021年 3月6日
コンパクトカセットテープ
音の宝石箱
PHILIPS フィリップス

フィリップス カセット・マスターシリーズ サウンド・ブック



PHILIPS Cassette Master Series
フィリップス
カセット・マスターシリーズ
サウンド・ブック

フィリップスでは発売するカセットの一点一点をオランダからの直輸入カセット・マスター・テープでプリントしています。フィリップスカセットは自然な音像のバランスでみずみずしいがするという評判は、輸入カセット・マスターによるもので、もうひとつ、プリント状態の優秀性もあげられます。お聴きいただくと、カセットはもうここまできている、と多分驚かれるに違いありません。

─カセットラベルから転載─
【Time Shifter 1980サウンド・ブック

PHILIPS Cassette Master Series
フィリップス カセット・マスターシリーズ サウンド・ブック
ノイズ・リダクション ドルビーB
■発売元 日本フォノグラム株式会社
1980


このカセット・テープは1980年に入手したものです。当時テープデッキで再生してドルビーの凄さを実感しました。その後 徐々にケースの後ろの方に位置を移動して行き保管状態でした。
数年前に中古のカセットデッキを購入することが出来て改めて聴く機会が生まれました。さすがに41年前のデッキは押入れに引退しています。今回はデッキのみでヘッドフォンで試聴です。ちなみに本日2月22日は「ヘッドフォンの日」です。

内容はクラシックの名曲が15曲ほど収録されている。ということとプリントにフィリップスのカセット・マスター・テープを使用しているという販促品です。本編の当時の価格は1タイトル2500円です。曲そのものについては紹介されているどの曲目も音楽室で聴いたことのある馴染みのあるものばかりです。それぞれの曲はダイジェストですが聞き始めて先ず 驚いたことは音の創り方(音質の創り)が今とほとんど変わりないところです。

ポピュラー音楽の世界ではチューニングも含めて高音域を強調する音のバランスが主流のようですが しかし、今 聴いているのは41年前 さらにそれ以前の録音ですが どの楽器もしっかり定位して聴こえます。 さらに素晴らしいのはです。コントラバスやティンパニなど低音楽器の直接音と反射してくる柔らかくてあまい音質が気持ちいいです。ダイナミックのレンジの広さも頼もしさを感じます。レベルメーターが振り切れていてホールならば椅子が小刻みに振動しているでしょう。

ストラビンスキーのバレエ音楽「火の鳥」と「春の祭典」第1部 大地礼賛 (共にコリン・デイヴィス指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 演奏) は目の前に大きなスクリーンが見えてきてストーリーが展開されます。今回 聴き直してみて思わず頭出しで聴き直しました。

こんな素晴らしい音楽を数百年前の人たちも聴いていたと想うと時空を越えてお邪魔したくなります。

カセットテープ ここに注意して

カセットテープを長い間 使用しないで眠らせたままだと ブーム再来で いざ聞いてみると音が小さくなったりモコモコと聴こえた部分(約1秒位)は ありませんか?



カセットテープ 取り扱いの注意

●コンパクトカセットテープは「音の宝石箱」です。
取り扱いは ていねいに。
●長期間使用しない時は必ず早送りか巻き戻しで巻ききって(画像のようにリーダーテープが見えるように)保存してください。オープンリールのテープとは逆に録音面が外側にあり空気に触れている部分が劣化して音質や音量が大きく変化してしまいます。
高い気温や湿度は要注意な状況です。思い出大切に



オランダPHILIPS(フィリップス社)が1962にフェライトを素に開発したオーディオ用磁気テープ媒体の規格です。同社がコンパクトカセットテープの製法特許を開放した お陰で短期間に世界で製造販売されました。私の記憶では発表当時には「音の宝石箱」と呼ばれました。


カセットテープ ここに注意して
■コンパクトカセットテープ
■発表 1962年

プロフィール

kzatipo6i0in

Author:kzatipo6i0in
七星鼓笛です。

初めて見た音の波
初めて聞いた音のカタチ

音と画像のスクラップ
見る Eye 聞く Ear 言う Lip
見聞言(けんぶんげん 造語) EEL
鼓笛のミルキクイウ

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