[響] Open Book AKAI GX-635D オープンデッキの楽しさを満載!



[] Open Book AKAI GX-635D
オープンデッキの楽しさを満載!


The World of Open Deck
オープンのカタチに圧倒されるな
オープンはなぜ4トラ19機がいいか

Let's Enjoy Open Deck
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もっとカウンターを活用しよう

Take Care of Your Open Deck
メカの手入れは必要か
メカに油はいらない

What is "SUPER OPEN 635"
これがスーパーオープン635のスーパーメカだ
アクセサリーにもSF時代がやってきた

Technical Terms
オープンデッキ・ミニ事典

Open Book から部分を転載─
【Time Shifter 1978】カタログ

Open Book オープンブック
AKAI GX-635D
■SUPER OPEN 635
■使用テープ 1/2インチ幅
■テープスピード 19cm/sec.(最速)
■リール 10号(最大)
■サイズ B5 変形 表紙 裏表紙 含め24ページ
■編集・発行 赤井電機株式会社(現:AKAI professional) / 赤井商事株式会社
■発行日 1978 昭和53年12月1日
■非売品
(*image画像はトリミングしています)


1978年の冬。サンプラーS900で おなじみのAKAI professional (当時:AKAI) から4トラック19cmのオープンデッキが登場しました。GXシリーズの GX-635Dです。"2トラ38 (ツートラサンパチ)" はオープンデッキの究極の規格ですが、GX-635Dは1/2インチ幅のテープに記録可能な帯部分が4つ。スポーツの陸上競技のようにトラックが4つあってステレオで録音と再生をオートリバースの操作で変更可能なデッキなのです。
今までのデッキのオートリバースは再生時のみだから、GX-635Dの瞬時に録音・再生で操作可能な事は消去・録音・再生で6つあるヘッドの正方向、逆方向で均一な調整が一致しているなどの高度な技術が必要な物凄い事なのです。AKAIはヘッド回りのレイアウトをシンメトリカル(左右対称)にして6つのヘッドとヘッドブロックの中心に配置されたセンター・キャプスタンで一つの解決策を見いだしました。

オープンテープで大変と感じることはテープリールの掛けかえだと思います。カセットテープなら取り出してハーフを裏返して入れ直せばOKですが10号リールでは無理な動作によるテープ切断も含めて作業は慎重さが必要です。そこでGX-635Dはテンションアームロック機構で心配を解決。テンションアームは安定したテープ走行に欠かせないがテープを掛ける時には少し邪魔になるので装着時は脇によけてロックすることで ほぼワンタッチで掛けられようになった。さらにヘッドハウジングの前面も開放型になっているので容易になりました。

復習になりますが GX-635DはオートリバースでA面とB面に往復均一の録再特性でテープの回転数を最大19cm/sで2チャンネル=ステレオ記録ができる先進のメカニズムです。
4トラックのうちの2トラック(A面が1と3使用、B面が2と4使用)を2チャンネル=ステレオで使用します。

往復の録再用ともニューGXヘッドを搭載している贅沢とは? 金属ヘッドに比べ音質の良し悪しを左右する動特性に優れたGXヘッドが低域のうねりや あばれを解消するためにコンターレス化されたから周波数特性、歪率、録音時のダイナミック特性などが改善され音質がさらに向上しました。

まだまだ、赤外線でデッキがコントロール出来たり数々のワクワクがあります。
これだけの機能を持ったGX-635Dでダイナミックレンジの広い生録音が さらに楽しい時間になります。


[] シリーズ
音楽の世界はPCの導入で制作スタイルがガラリと一変しました。[]シリーズでは音楽の世界での楽器や録音機器などを紹介します。

楽器でエンジョイ。おうちに音楽。


       * * *

昭和の日 4月29日から大型連休がスタートしました。地球はコロナ禍との闘いで1年が過ぎようとしています。自分自身で3密を避けて感染予防をして耐えてきました。有効な武器としての待望ワクチンの接種は高齢者から始まりましたが各国から比べれば届く数が足りずに渋滞状態。さらに強いと言われている変異株が猛威を振るい始めています。そんなGWに外出自粛が守れず飛び回る人々。12日の休日明けには政府の感染解消作戦が実を結べていることを祈ります。

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[響] SONY TC-246 Tape recorder



[] SONY TC-246 Tape recorder


【ドードラムースコ】 テープレコーダーはフロンガス?

─「これが私の声かい?」
おふくろは夕食を作りながら納得しなくて そう言った。

親父や姉も
「これが私の声?」
と 首を傾げる。

私もマイクに向かって
「これが私の声かい?」
録音して再生してみると

皆が声を揃えて
「お前の声だよ。ハハハハ は」

高校に受かり英会話の勉強のためにテープレコーダーが欲しいと お願いして買ってもらったSONY TC-246。ところが 録音したのはラジオから流れてくるFENや洋楽ばかり。英語の歌だから使い方に間違いは無かった(笑)です。
ところで 町の電気屋さんは某社の取扱店でSONYの製品は扱っていなかったのにどうやって入手することが出来たのだろう?後日 訊ねたところ隣接の市の取扱店に注文した。とのこと。(ちょっと道それ)

さて ここから録音の毎日が始まる。専門書も買って知識を仕入れAUX入力でラジオのエアチェックをする。深夜放送で 当時、一世を風靡したフォーク・クルセダースの「帰ってきたヨッパライ」の変声が自分のテレコで再現が可能な事を知り、自分達の音楽の録音が出来る日が近付いているのに気付くのだった。─自著「ドードラムースコ」より

【Time Shifter 1965】テープレコーダー

SONY TC-246 Tape recorder
■オープンリール・テープレコーダー
■モノーラル
■リール・サイズ 最大5型
■3スピード(4.75cm/9.5cm/18cm)
■ACのみ
■製造 1965


[]シリーズ
音楽の世界はPCの導入で制作スタイルがガラリと一変しました。[]シリーズでは音楽の世界での楽器や録音機器などを紹介します。

楽器でエンジョイ。おうちに音楽。

FOSTEX SOUND PAL '84 TAKE1NOV. 創刊号



サウンド・クリエイターのための
"リール・サイズ"マガジン
FOSTEX SOUND PAL '84 TAKE1NOVEMBER
創刊号


*INTERVIEW
大瀧詠一 ナイアガラ・システムを語る

*NEWS/INFORMATION
サウンドクッキングツアー'84レポート
FOSTEX 第2回 関西MTRテープコンテスト
冨田勲/ブルックナー音楽祭レポート

*SOUND-MAKING MANUAL
X-15  室野洋三
250   古山俊一
A-8LR 市谷大介

*VOICES 手づくりサウンド万才!
X-15 ユーザー編

*MINI SEMINAR
ヘッドとノイズ

*NOTICE
小野誠彦 佐久間正英 ソロ・アルバム制作ノート

*対談 阿部美春×林 雅諺 マルチ・レコーダーはもう楽器の一部になっている。

─冊子から一部を転載─


FOSTEX TAKE1NOVEMBER 創刊号
サウンド・クリエイターのための販促マガジン
■サイズ オープンリール・テープ7号と ほぼ同じ
■発行元 FOSTEX フォステクス株式会社
■発行 1984 昭和59年11月3日


録音機器と周辺機材で知られているFOSTEX フォステクスからサウンド・クリエイターのための"リール・サイズマガジン"と称して発行された冊子。体裁はオープンリールの7型(号)を模した大きさで ほぼ正方形。まさにリール・サイズマガジン。

サウンド・クリエイターのために発行されたTAKE1創刊号です。当時 録音・音楽関係の書籍で取り上げられ名を連ねて登場していたクリエイターたちの音楽制作エピソードやノウハウが 今でも参考になります。目的も方法も いろいろな録音マニアの機材やテクニック等の紹介もあります。僕らのマルチ・レコーディング!

       * * *

冨田勲さんは2016年5月5日に逝去されました。70年代初頭 FM放送から伝わるシンセサイザーについての特別番組はエアチェックして何度も聞き返しました。最初に聞いたのはドビュッシーの「月の光」ですが 子供の頃から聞いていた番組テーマ曲の数多くは冨田さんの作曲でした。「きょうの料理」の軽やかさ。「新日本紀行」の重厚と広大さ、そして日本やアジアの香り。手塚治虫のアニメ「ジャングル大帝」や初音ミクとの共演の「ドクター・コッペリウス」など幅広い ご活躍でした。

大瀧詠一さんは2013年12月31日に逝去されました。言わずと知れたナイアガラ・サウンドの創始者。フィル・スペクターを凌駕する音も素晴らしいですがコミカルな曲にも挑戦しています。はっぴいえんどにも在籍していたこともあり幅広い肩書きを持ち音楽界に君臨した東北は岩手生まれのクリエイター。

お二人のサウンド・クリエイターの感性に感謝します。心から ご冥福をお祈りします。

FOSTEX SOUND PAL '86 TAKE 3



サウンド・クリエイターのための
"リール・サイズ"マガジン

SOUND PAL '86 TAKE 3 JULY

●INTERVIEW
久保田真箏

●"SOUND PAL '86" クリエイター座談会
安西史孝×岩崎工×古山俊一

●SOUND-MAKING MANUAL
Eシリーズ・クリエイティブ・ラインナップ
Eシリーズのコンセプト 井手敏和
E-16/E-8 速水 祥
E-2/E-22 市谷大介
450-16 古山俊一
システム・メイキング 井手敏和

●VOICES 手づくりサウンド万歳

●NOTICE
国本佳宏 実力派異色クリエイター



■TAKE3JULY
 Eシリーズ・クリエイティブ・ラインナップ 販促マガジン
■発行元 FOSTEX フォステクス株式会社
■発行 1986 昭和61年7月1日


録音機器と周辺機材で知られているFOSTEX フォステクスから"Eシリーズ・ラインナップ完成"の販促ツールとして発行されたマガジン。体裁はオープンリールの7型(号)を模した大きさで ほぼ正方形。まさにリール・サイズマガジン。

Eシリーズは あらゆるクリエイティブ・ワークに対応するラインナップが揃っていて多重録音やMA(Multi Audio=ビデオの音付け作業)まで多彩に対応。

当時 録音音楽関係の書籍で取り上げられ名を連ねて登場していたクリエイターたちの音楽制作エピソードやノウハウが 今でも参考になります。目的も方法も いろいろな録音マニアの機材やテクニック等の紹介もあります。僕らのマルチ・レコーディング!

プロフィール

kzatipo6i0in

Author:kzatipo6i0in
七星鼓笛です。

初めて見た音の波
初めて聞いた音のカタチ

音と画像のスクラップ
見る Eye 聞く Ear 言う Lip
見聞言(けんぶんげん 造語) EEL
鼓笛のミルキクイウ

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