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山の手線一周旅
1980も いよいよ最北端駅を通過していきます。GWの旅も佳境に差し掛かり
駅舎の写真も食い気も電車でGOだ! 五舟彩門──
青春5555きっぷ 山の手線一周旅
1980③
新大久保を後にして高田馬場で下車です。パシャリ。東口には広いロータリーが拓けスポーツ施設の大きな建物が そびえ立ちます。記憶では70年代に完成したものと記憶しています。パシャリ。西武新宿線も乗り入れているので人の動きも活発です。パシャリ。
次は目白駅です。ここの駅は今回初めて降りました。パシャリ。低層の
駅舎が杜の木々に囲まれているようで とても落ち着きがあります。学習院の学舎も近くにあり起立している気持ちでパシャリ。
さらに北に向かう先にサンシャインシティがある池袋が見えてきました。陽が延びた季節とはいえ日差しは すでに西から。少しスピードアップしていきます。
相棒もウォーキングシューズの紐を閉め直しです。
池袋駅には東口、西口が ありますが、パシャリ。パシャリ。どちらにも大きなデパートがあります。西武と東武ですが どちらがどっち口でしたっけ?
JR 山の手線を始め東武東上線と西武池袋線が乗り入れているので人の数や動きも こどもの日で半端ないです。
先ほどの問いかけの答えは東口は西武池袋。西口に東武です。
立ち食い (センター=自分で思っているだけ。10店舗ほどが集結) の うどんをツルツル美味しくいただき。また食べてるのだ!たぬき顔のきつね。これが旨いのだ!
東池袋のサンシャインシティが大きな木のように街を見下ろしているようです。
池袋駅は この辺にして
山の手線外回りは大きな木を右に見ながら ほぼ直角に右折して大塚に向かいます。
大塚駅に到着。この駅は仕事の関係で一月ほど乗り降りしたので土地勘が少しあり3時の軽いオヤツといく。また食べてるのだ!出入口が近いのでパシャリ。パシャリ。駅前では東京で唯一走っている都電が行き交う。パシャリ。
巣鴨駅。ご存知 お婆ちゃんの街。今回は
駅舎のみで移動です。パシャリ。パシャリ。
駒込駅。パシャリ。駅を出発してすぐの 右折時に
山の手線最北端の地を通過していきます。ここからは南に向かいます。
田端駅。ここが
山の手線最北端の駅です。パシャリ。西口には田端町が広がっている。パシャリ。東口は尾久操車場、京浜東北線、常磐線。さらに奥には東北本線が横切るのが見える。現在では上越を始め複数の新幹線が通過していく。いよいよ図鑑でよく見る「電車たち」 の揃い組 艶(あで)姿。
JR 東日本の目抜通りに到達です。
*ここで山の手線について少し紹介しておきます。
山の手線(やまのてせん)は東日本旅客鉄道(
JR東日本)が運営する都心を環状に走る鉄道路線です。一周の距離は34.5km。所要時間は約60分。駅の数は29駅(高輪ゲートウェイ駅が2020年に開設して現在30駅)開業したのは1885 明治18年3月1日。1987 昭和62年4月1日に国鉄分割民営化に伴い国鉄から
JRとして発足。
北区の田端駅を出発して荒川区に入ると山の手線で一番最後に出来た昭和生まれの駅をパシャリ。日暮しの里 歴史を刻む坂の街。
17時30分ごろ西日暮里駅に辿り着く頃になると陽がゆっくりと傾き始め、撮影もソロソロ、体力も イヨイヨの状態になってきた。甘いものを含み、相棒と一日旅の5555きっぷに集中する。
18時ごろ日暮里。この駅は ある情報を得てから利用することになりました。それはジーンズ。B級品を中心に扱っている店があり種類もサイズも豊富でバッチリの買い物が出来ました。
駅舎の出入り口は東口のみ。パシャリ。小さなロータリーが駄菓子屋さんとともに迎えてくれます。
18時20分ごろ鴬谷駅。鶯?。ウグイス?。山の手線は
ウグイス色。夕刻になり東口は 桃色の雰囲気が漂っている。相棒には改札で待っていてもらい
駅舎をパシャリ。この駅は最東端に位置します。駅を出発して間もなく ほぼ直角に右折した所が最東端地点となります。
18時40分ごろ いよいよ上野駅に。たくさんのホームを見るのは池袋駅以来の半日振りかな?外回りホームに滑り込みました。相棒の脚の調子があまり良くないのでキップに鋏を入れてもらうだけに変更する。
駅舎の撮影もここまで。
19時ごろ御徒町駅。ここからは南へと進行していきます。
19時20分ごろ秋葉原駅。昼のように明るいネオンの輝きが我々の一日旅のフィナーレを飾っているようです。
(中略)
19時40分ごろ神田駅。赤レンガで出来た交通博物館に慌ただしく向かい、新幹線にタッチして戻る。これは予定でしたが すでに閉館時間。高架を走る山の手線の音が川面に反射している。
終点の東京駅は もうすぐ。
陽も すっかり落ちて夜の帳(とばり)。
皐月の薫風が少し肌寒い。
ささやかな肴で祝盃をあげよう。
手もとには29のパンチが入った
フリー乗車券。パチン。パチチン。
*
出発点の東京駅に たどり着きました。
山の手線一周旅は ここまでです。
読破していただき ありがとうございました。
当時のメモに斬り込むように時間差文章が加筆されて時系列が乱れています。また、記憶違いの部分もあるかと思いますが ご了承ください。
当日の写真も後日発表する予定です。
五舟彩門
2021年 春
【Time Shifter
1980】
青春5555きっぷ■
青春5555きっぷ 山の手線一周旅
■29の駅舎探訪
■山の手線 一周 総距離 34.5km 約60分
■一周旅では 時間 約8時間(480分)
■料金
フリー乗車券 580円+初乗り料金 (29駅) 2,900円
■挑戦年月日
1980 昭和55年5月5日